ちょっとしたマナーもあり。結婚式のお呼ばれパンプスの選び方

結婚式に呼ばれると気分も高まりますよね！お気に入りのドレスとシューズを履いて気持ちよく出かけたいところですが、パンプスを履くと歩くたびにつま先が窮屈になりかかとも擦れて負担に感じる経験はありませんか？加えて特に幅広甲高さんですと履き口が足の甲に食い込んでしまい痛くなってしまうケースも少なくないと思います。せっかくのお祝いの日なのに足が痛くて1日が憂鬱になってしまいますよね。

長丁場である1日を乗り切り、心から新郎新婦をお祝いするためにもパンプス選びは重要です！今回は幅広甲高さん向けに選んだおすすめパンプスも紹介しています、足の痛みを回避するちょっとしたコツもお伝えします。

結婚式のお呼ばれ靴のマナー

なぜパンプスを履くの？

冠婚葬祭の場にふさわしい靴であるからです。スニーカーはもちろん、ブーツやサンダルは普段履きのイメージが強いため、フォーマルシーンには適しません。また、ドレスとのコーディネートに一番馴染む靴はパンプスといっても過言ではないでしょう。

結婚式にふさわしいパンプス

つま先が隠れるタイプ

結婚式などお祝いの場ではつま先の隠れるタイプの靴を履きましょう。つま先の出るオープントゥタイプもおしゃれではありますが、結婚式の場では「つま先=妻が先立つ」ことを連想させるため縁起が悪いとされています。

ヒールのあるタイプ

より足元をエレガントで綺麗に見せてくれるためヒールのあるパンプスがおすすめです。ローヒールタイプのおしゃれなパンプスもありますので、妊婦さんや高いヒールが苦手な方でも安心して履けます。

パンプスの素材

パンプスは色や素材に細かい規定がありませんのでエナメル素材はもちろん本革やスエード製でもOKです。（ヒョウ柄やワニ柄などは殺生をイメージさせるため避けた方が無難です）

パンプスの色

こちらに関してはバイカラーを避ける以外に特に避ける色はありませんが、全身が黒にならないように気を付けましょう。ドレスでは避けた方が良いとされる白色も、パンプスであれば取り入れられますよ！ドレスのコーディネートに合わせてお気に入りの一足を履きましょう♪

せっかくなので、ちょっといい靴を選びぶ

それでは上記の素材や色の点を踏まえたうえで、普段にも使えて結婚式でも使えるパンプスを見ていきましょう！せっかくのお呼ばれ、ちょっと気合を入れて気分も盛り上がる海外のハイブランドのパンプスからご紹介していきます。

Jimmy Choo/ジミーチュウ

ジミーチュウは、靴職人のジミーチュウ氏が1996年にイギリスで設立したブランドです。ジミーチュウ氏はブランド設立前に、イギリスのダイアナ妃にのために靴を作っていたことでも有名な方です。ジミーチュウはイギリス王室の方だけではなく、今や世界中の女性を虜にしている高級靴ブランドです。そんな愛されブランドの普段だけでなく結婚式にも使えるパンプスをご紹介していきます。

Manolo Blahnik/マノロブラニク

マノロブラニクといえば、セックスアンドザシティのキャリーのワンシーンでご存じの方が多いのではないでしょうか？ブランドの歴史は長く、スペイン出身のマノロブラニクによって1973年にロンドンにて初めての店舗ができました。彼の功績はスペイン、イギリスの両国から称賛され勲章も授与されています。マノロのパンプス、一度は履いてみたい♪そんな人も多いのではないでしょうか？

Stuart Weitzman/スチュアートワイツマン

スチュアートワイツマンは、1986年にアメリカで誕生したブランドです。2018年には日本に上陸しました。アメリカのセレブリティたちに愛されているブランドでハリウッドのレッドカーペットではよく目にする事も。

結婚式で大活躍！タイプ別幅広甲高さん向けおすすめパンプス

ウィズEE以上

ウィズとは「足囲」のことで、親指から小指までの寸法を1周測った寸法を指します。日本の靴の足囲サイズはJISが定めており、アルファベット「E」が多くつくほど幅の広いサイズ感になっています。

おすすめは、ウィズ「EE」以上です。適度な幅があれば足の圧迫感が少なくなります。「EEE」以上を取り揃えているコンフォートシューズ専用ブランドもありますが、コンフォートラインでなくても比較的幅が広めの靴を扱っているブランドもありますのでぜひチェックしてみてください！

私がおすすめするブランドは銀座ワシントンです。オリジナルのパンプスはウィズEEのラインナップも多く、洗練されたおしゃれなデザインでありながらとても履きやすいです。7cmヒールでありながら軽やかに動けました♪

参考　https://www.washington-shoe.co.jp/c/washington_ladies/853-17128

↑この商品のパープルを購入しました

アーモンドトゥ

アーモンドトゥはポインテッドトゥとラウンドトゥの間をとった形です。ポインテッドトゥはとがったつま先が美しく、足元を綺麗に見せてくれるので憧れる人も多いでしょう。しかし、先が細い分足が前に行けばいくほど足の指を圧迫してしまうデメリットがあります。反対に、ラウンドトゥですとつま先が丸みを帯びているため足の空間は広くなりますが、見た目のスッキリさにやや欠けるのでドレスと合わせづらくなってしまうことが難点です。

アーモンドトゥはスタイリッシュな見た目でありながらポインテッドトゥほどつま先が細くなく快適に履けます！見た目と機能性のバランスがちょうど良くおすすめです♪

ローヒール

パンプスに苦手意識を持っている方は、3㎝程度の適度に高さのあるヒールパンプスから始めてみましょう！足を美しく見せる効果がある上に、高すぎるヒールに起こりがちな足が前に滑るような靴擦れも防げます。自然と重心が前に移動するような感覚がありますので、フラットシューズより履きやすいと感じるかもしれません♪

コーンヒール

コーンヒールはアイスクリームコーンのようなヒールの形が特徴です。ピンヒールに比べて安定感があり、チャンキーヒールのようにカジュアルダウンしすぎないフォーマル感が結婚式にぴったりです！ヒールにデザイン性のあるタイプを選べば、足元をよりおしゃれに演出してくれます。

足元に華やかさを添えるバックストラップパンプス

レインは1885年創業のLONDONの老舗シューズブランド。英国王室御用達どころか1947年に当時のエリザベス王女の結婚式の靴も製作しています。伝統にモダンを取り入れながら進化を続けるハイブランドです。

ストラップタイプ

ストラップがあることで足が前に行くことを防ぎ、靴擦れを軽減します。ストラップにリボンやビジューが付いたデザイン性のあるタイプを選べばコーディネートの幅が広がること間違いなし！さりげないアクセントがおしゃれな雰囲気を演出してくれます♪

これで痛みもこわくない！靴擦れを回避するちょっとしたコツ

2次会はローヒールに履き替えよう

私の友人は、ハイヒールとローヒールを2足用意してシーンに応じて使い分けていました。会場までの行き来はローヒール、結婚式場ではハイヒールに履き替え、2次会では再びローヒールに履き替えていました！荷物にはなりますが、少しでも足の負担を軽くしたい場合に最適な方法ですね♪

シューズストレッチャーで幅調整する

今持っているパンプスの横幅がきつい…という方はシューズストレッチャーを活用してみてはいかがでしょうか？足指の当たっている部分はもちろん、靴幅全体を広げることができます。シューズストレッチャーは市販されていますが、パンプスを買った販売店やご近所のシューズメンテナンスショップでも対応できる場合がありますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。

インソールやシューズバンドを活用する

パンプスで足が痛くなる原因の1つは、重心がずれて中で足が動いてしまうことにあります。つま先やかかと部分にインソールを入れて、なるべく足が中で動かないよう工夫しましょう。シューズバンドを利用して浮きをおさえるのも一つの方法です。

まとめ

パンプスに苦手意識を持っている幅広甲高さんも今回紹介した特徴を参考にしてみれば痛みに悩むことも少なくなるはず！パンプスを結婚式だけではなく、日常にも活用できたら毎日のコーディネートのバリエーションがより広がりますよ♪この記事をきっかけにパンプスをフル活用してもらえたらとても嬉しいです！